地球暦とシュタイナー教育の季節のテーブル


地球暦

 

見ることで宇宙のリズムを取り入れる

 

春に新しいクラスが開講します。「はじめましての地球暦」と「シュタイナー教育の季節のテーブル」です。2つのクラスはちょっと関係がなさそうですが、実はそこには時の流れ、季節、宇宙のリズムが関係しています。

 

地球暦のことは、さまざまなところで取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。地球暦は一般のカレンダー(グレゴリオ暦)と違って、春分の日を一年の始まりとする暦です。

 

春になるとなんとなくワクワク、ムズムズしてきます。春は植物を始めとしてさまざまな生き物が新しい成長と活動をスタートする季節です。太陽が南から北へ赤道を横切る日、夜よりも昼が長くなる日を春分の日として1年の始まりとするのが地球暦です。

 

実際に地球暦を見てみると、そこには太陽を中心に水星、金星、地球&月、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10天体の動きを円形の1年の暦上でみることができます。

 

この暦を前にして感じたことは「地球は動いている」ということです。地動説は当たり前と思っても、普段の生活では「太陽が昇る(天動説的視点)」と思ってしまいます。地球暦の面白さは、地球暦を通して見ることによって、太陽系=宇宙リズムに気づくこと、普段の生活を宇宙リズムの視点で見直すことです。

 

見直すと何が変わるのか?それはリズムの取り入れ先が変わります。グレゴリオ暦という地上的なリズムから、天体の動きに従った宇宙リズムへと変わることです。どうやったら変わるのか、それはただ毎日天体を動きを見ることです。生活の流れと天体の動きを1つの盤の上で見ることです。

 

見ることは同期の始まり

 

もうひとつ、見ることから意識が変わることがあります。

 

シュタイナー教育の幼稚園や学校を訪問すると、教室の片隅に羊毛や木、クリスタルや植物などで作られた小さなコーナーがあるのをご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。すごく可愛いものが並んでいるので、何度見ても思わず心が和みます。これは季節のテーブルと呼ばれています。

 

季節のテーブルには季節の変化、空の色、植物の成長、木々の移り変わりなどが、地元で育つ植物、布で表現される季節の色、そして木の実、鳥の羽、鉱物によって表現されます。

 

季節の移り変わりが主なテーマですが、季節に応じた一年の祝祭も盛り込まれてます。多くはキリスト教の祝祭日と重なることが多く、実はこれらはキリスト教が広まる以前のミトラ教など農業祭から始まった儀式が元になっています。ここでも季節のリズム、宇宙のリズムが表現されます。

 

季節のテーブルはシュタイナー学校のそれぞれの学年のクラスの一角に置かれています。学校の児童、生徒たちは普段の学校生活の中で季節の変化、宇宙のリズムを身近なものとして接します。

 

子どもたちは宇宙のリズムに基づいた季節のテーブルに触れることで、その変化、リズムを体感します。言葉で語られることも大切ですが、季節の変化、宇宙のリズムを表した物=四大元素(火土風水)に接することで、その変化を体に取り入れていきます。

 

今回、シュタイナー教育の場で実際に季節のテーブルを担当している方を招いて講座を開くことができました。ご家庭でも季節のテーブルを楽しんでいただければと思います。そしてこれは地球暦のクラスとともに見ること、接することで宇宙のリズムを生活に取り入れる試みです。どうぞ、ご参加ください。

 

シュタイナー教育の季節のテーブル

 

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2018-03-18 | Posted in ワークショップComments Closed 

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