床で行うオイルトリートメント 2つのポイント


 

床のワークは垂直圧と適切なポジション

先日、床で行うオイルトリートメントを開催しました。今回、うれしかったのはこのクラスがリクエスト開催により開催されたことです。

 

クラスを終えて、このクラスの内容を改めて振り返ってみると2つのポイントに気づきました。

 

1 身体に対して垂直の圧を加えること

2 適切なポジションを取ること

 

この2つのポイントをクリアできれば大抵のことは上手くいきそうです。それぞれを解説してみます。

 

その1 身体に対して垂直の圧を加えること

垂直圧とは圧迫法のことですが、これは必ずしも圧迫法に限られたことではありません。実はすべての技術、人の身体に触れることに垂直圧は関わっています。別の言い方をすれば、垂直圧を加えることで、私たちは身体と繋がることができます。それは軽擦法でも、揉捏法でも、ストレッチ、リンパドレナージュのような軽いタッチであっても同じことです。

 

身体に対して垂直とは、身体の面に垂直でありますが、同時に圧を加える対象、固くなった筋肉などの組織に対して垂直にという意味です。

 

垂直に圧を加えることで、受け手の身体とつながることができます。つながりが生まれれば、そこに新しい技術を重ねることができます。例えば、斜めに圧を加える、揉捏する、さらに圧迫する、リンパを流す、ストレッチするなどです。

 

身体に対して垂直の圧を加えるということは様々な技術の土台と言えます。

 

その2 適切なポジションを取ること

これは床で行うオイルトリートメント=床のワークにとって大切なことです。ここでいう適切なポジションとは、行う技術の及ぶ範囲に対して、中心点に位置するということです。特に左右均等な位置であることとは大切です。加えて、身体には向きという要素もありますから、施術部位に対して正面に位置する必要があります。

 

床のワークの特徴は身体の位置が半固定化されていることです。マッサージテーブルであれば、下肢がある分、いわゆるアバウトなポジションを取ることが可能ですが、床のワークの場合は身体の位置が半固定化されているので、その分、厳密さが求められます。

 

反面、適切なポジションがさっと取れると、それだけで技術が上手くいきます。また床のワークに慣れてくると、マッサージテーブルのセッションも格段に上手になります。マッサージテーブルであってもポジションは重要だということです。

 

以上、床で行うオイルトリートメントを担当して気づいたことを2点取り上げました。クラスの最後のシェアリングの時に、思わず〝型〟という言葉が出ました。

 

床のワークはある意味、〝型〟の技術なのかもしれません。上手く〝型〟を取れると自由に動くことができます。そういう意味では床のワークにはいろいろなマッサージ、ボディワークにつながる基本技術が含まれていると言っても良いでしょう。

 

オイルマッサージの練習は多くの場合、マッサージテーブルを使って行うことが多いですが、実際の現場を見てみると床で行う機会もずいぶんと多いかと思います。

 

床で行うオイルトリートメントクラス、次回も企画中です。できれば寒くなる前に開催したいと思っています。リクエスト開催もぜひご利用ください。

 

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2018-07-05 | Posted in 床のワークComments Closed 

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