働きかけと解放 ロッキングを効果的に行うために


ロッキングテクニックの働きかけと解放

 

揺れる動きを働きかけと解放に分けてみました。

 

心地よく揺れて、いつの間にか固さも緊張も手放してしまうロッキングテクニック。とても便利なので、単独のセッションだけでなく、いろいろなボディワークとの組み合わせも可能な、利用価値の高いワークです。

 

ロッキングの〝揺れる〟動きを観察すると二つのパートに分けることができます。それは〝働きかけ〟と〝解放〟です。

 

働きかけとは揺れるきっかけをつくることです。ちょっとここで公園のブロンコを想像してみてください。ブランコに乗っている誰かの背中を押すとき、それは働きかけです。

 

そしてそのブランコが戻ってくる動き、それは解放です。ロッキングも同じです。仰向けの下肢を内側に転がすとき、それは働きかけです。そして下肢が戻ってくるとき、それは解放です。

 

ロッキングはこの働きかけと解放の動きでできあがっています。特に体は解放されるときに、それまでの緊張を手放し、心地よさを体験します。この解放の体験の繰り返しが、体をリラックスさせて、さまざまなストレスを手放します。

 

それではロッキングの働きかけと解放を効果的に行うための3つのコツをご紹介します。

 

働きかけと解放のコツ

その1 解放の動きを100%受け取る

解放とは揺れが戻ってくる動きです。コツのひとつ目は解放=戻りの動きを100%受け取ること、完全に戻ってくるまで次の働きかけを待つことです。解放の瞬間に体は緊張を手放します。解放の動きを途中で止めずに、完全に戻るまで待つことでロッキングの効果を高めます。もちろんロッキングの技術の可能性として戻りを途中で止めることはありますが、それは変化のひとつです。

 

その2 働きかけは探索しながら

二つめのコツは探索です。受け手の体の状態、弾力、コンディションを探りながら、最初の働きかけを行います。探索を技術的に表現すると、それは小さくゆっくりとした動きから始めることです。まだ受け手の体の状態が分からないとき、小さくゆっくりと働きかけることで、体の状態を感じ取ることができます。

 

その3 働きかけも解放も常に一緒にいること

三つ目は常に一緒にいることです。具体的には手が受け手の体から離れないことです。働きかけのときも、戻ってくる解放のときも与え手の手は触れている部分から離れません。常に一緒にいます。そうすることでロッキングの動き=働きかけと解放に安心感を与えます。安心感はそのままセッションのクオリティの高さに繋がります。

 

いかがでしょうか。ロッキングテクニックの揺れの動きを働きかけと解放という視点から眺めてみました。セッションでロッキングを使っている方々、クラスでロッキングを学んだ方々、3つのコツを試してください。ではでは。(中安)

 

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2019-01-20 | Posted in ロッキングテクニックComments Closed 

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