数秘術の仕組み

画像はいつもお世話になっている相模原市のふじのアートヴィレッジのあっくん&アゲ猫さんです。
数秘術の仕組みってどんなのだろうと思いを巡らしています。
先日、夢にちょっと出てきたことをまとめてみました。関心のある方、ご覧ください。その前に数秘術に関する前提となる条件をご理解ください。
前提条件
- 全ての人に全ての数が備わっています。数秘術の計算によって導き出される数はその中でも縁が明確なものです。だからといって導き出された数のみを対象としている訳ではありません。人生においては全ての数が対象です。
- 数秘術アウェアネスでは1から9といくつかのマスターナンバーを用います。しかし、それぞれの数に優劣があるという訳ではありません。それぞれの数は同価値があり、それぞれの質に応じて私たちからエネルギーを呼び起こし、気づきを促します。
さて、数秘術では計算式によりいくつかの数が導き出されます。それらは大きく二つのグループに分けることができます。
先天的な資質と後天的な資質
ひとつは生年月日を基にした数です。私たちの生年月日は変更することのできない唯一のものです。生まれる瞬間、私たちは何かを携えて地上に降りてきます。それは〝私らしい〟です。生年月日からもたらされる数は性格、傾向、そしてこの世で活かす才能といった私らしさを示す先天的な資質です。
二つ目は姓名を基にした数です。姓名=名前は誕生後に授けられるものですから、これは後天的な資質です。または結婚による改姓や芸名など名前は後から変更可能です。これらは成長の過程や関係性、選択、環境などによって生じるその人が人生において果たすべきこと、心の在り方、印象などです。姓名を基にした数は基本的には後天的な資質ですが、一部に先天的な部分もあります。それは苗字です。家系という形で受け継げられる資質は先天的ということもできます。
数と縁
これは暦について調べていたときに気づきました。多くの数秘術は西暦(グレゴリオ暦)を採用しています。しかし世界の暦は西暦だけではありません。ユダヤ暦、イスラム暦(ヒジュラ暦)などがありますし、日本にも旧暦と呼ばれるものもあります。暦が変われば生年月日も変わります。つまり数が変わるということです。さて…。
その時にピン!と閃きました。つまりこれは縁です。なんらかの方法で数と私たちが縁によって結ばれるのです。だからどの暦が最も正確ということはなく、より縁が深いもの、その時に選択したものを用いれば良いのだと思いました。そういう意味では1から9の数の全ては私たちとつながっていてより縁の深いものが計算式によって導き出されるのです。
数の濃淡 全体と個人
数秘術の計算式によって導き出される数には、それぞれに重要度や関わり方の違いがあります。例えば生年月日を基にする数と姓名を基にする数ですが、やはり打ち消すこと、変更ができない生年月日の数の方が重要度は高くなります。だからといってそれは絶対ではなく、その時々に何に重きをおいて生きているかによっても変わります。例えば人によっては、社会(周囲)から期待される人物像を自分自身の真の在り方だと思っている方もいるからです。
計算式によって導き出される数にはより全体性に近い数とより個人に近い数もあります。例えば生年月日のうち誕生年よりも誕生日の方が個人に関わる要素が強いです。例えば西暦2000年代生まれと1000年代生まれでは数が示す意味が異なります。もう少し具体的には1999年生まれと2000年生まれでは世代的な要素が大きく変わるということです。同時にこれは世代的な要素ですから、個人のチャートを見る時には全体と個人を分ける必要があります。
最近、思っていることをまとめてみました。(中安)
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