数秘術と暦 場のエネルギー
数秘術と暦
数秘術と暦のことを考えていた時期がありました。数秘術では生年月日を使います。多くの数秘術で用いる暦は西暦(グレゴリオ暦)です。そうなると当然、なぜ西暦?という疑問が湧いてきます。
世界には西暦以外のたくさんの暦があります。インド暦、ユダヤ暦、マヤ暦、日本にも元号というものがあり、人によっては西暦よりも、明治・大正・昭和・平成・令和という元号の方がしっくりくるという方もいらっしゃると思います。
そもそも西暦、すなわちグレゴリオ暦は1582年に制定されたものなので、これよりも長い歴史をもつ暦はたくさんあります。
そうなると「なぜ西暦?」と不思議に思ってしまうわけです。
その当時はいろいろと考えを巡らしましたが、最終的にたどり着き、納得したのは〝場のエネルギー〟です。
数秘術という場のエネルギー
集団ができ上がるとそこには場のエネルギーが生まれます。それは生まれた町、同じ学校、県民性、世代、同じ職業に携わる人たちの共通意識、国民性などです。
セラピーも同じです。アロマセラピーに関わる人たちの精油への思い、レイキのプラクティショナーが用いるシンボルなどです。その集団を形成する個人同士に直接の繋がりがなくても、同じ集団に属する人たちには共通の意識や情報、共有されたエネルギーがあります。
そこでこれらをすべてまとめて〝場のエネルギー〟と呼ぶことにします。数秘術に携わる多くの人が西暦(グレゴリオ暦)を用いるならば、数秘術の場のエネルギーの中に西暦という要素が加わります。
もちろんこれは絶対というわけではありません。他の暦を用いて数を導き出すことあるわけですし、そのような実例もあります。同時に数秘術で西暦を用いている人の割合が多いことも事実です。
つまりここには場のエネルギーが存在することになります。西暦を用いる根拠とか、正当性というものとは関係なく、たまたま西暦を使っている人が多いので、そのような場のエネルギーが生じるのでしょう。
そんなことで私の疑問は解決しました。同時に今後、エネルギーに変化が生じる可能性もあるので絶対ということはありません。それでも、すでに場のエネルギーがあることも事実なの、私の数秘術では西暦を使っています。(中安)
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