ロッキングテクニックと体と水 その2


ロッキングテクニックのコツ

 

けん玉とロッキング

ロッキングテクニックのクラスで必ず登場するのが「けん玉」です。これは日本の伝統的な玩具ですが、ロッキングというテクニックの原理を説明するときにとても役立ちます。

 

ロッキングは「重さ」を揺らす

ロッキングは体を揺らすテクニックですが、揺らすときに何に焦点を当てているのかというと、そのひとつは体の「重さ」です。つまりロッキングは体の重さを揺らすボディワークです。

 

そのためには、体の重さを感じることが必要です。重さを感じるとは頭で「何グラム」と計算することではありません。ただ重さを感じるのです。そして感じとった重さに働きかけます。

 

波を伝える「繋がり」

けん玉を使って説明するふたつ目のことは繋がりです。けん玉の剣の部分から玉をぶら下げて揺らしているところを想像してください。玉の重さを感じて剣で揺らす…このとき何が必要なのでしょうか。

 

それは剣と玉をつないでいる糸です。この糸がなければ揺れを伝えることはできません。しかも糸がピンと張っていることが必要です。ゆるゆるに緩んでいては揺れを伝えることはできません。

 

けん玉の場合は玉の重さ、つまり重力で糸がピンと張っていますが、これが実際にロッキングするときはどうでしょうか。足をもって体を揺らすとき、足と体の組織がけん玉の糸のように繋がっている必要があります。

 

その繋がりはストレッチほど強くなく、足と体がひとつになっている程度です。この繋がりがあることで揺れる動きを伝えることができます。

 

波を伝える意図をもつこと

実は重さを感じて、繋がりをつくっても揺れが伝わらない、波が全身に伝わらないことがあります。ここで必要なことは、波を伝えるという意図を持つことです。足の重さを感じて、体との繋がりをつくって、そして全身に波を送るという意図を持ちます。どうやって意図を持つのかというと「足から頭の先まで波を伝えよう」と思い、伝える先の頭を見ることです。そうすることで揺れは波となって全身に広がります。

 

今回はけん玉を使ってロッキングテクニックの原理をご紹介しました。それは重さを揺らす繋がりをつくる波を送る意図を持つの3つです。もしご家庭にけん玉がありましたら、ぜひ重さを感じて見てください。中安

 

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2019-09-23 | Posted in ロッキングテクニックComments Closed 

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