身体を穏やかにする床のワーク 感想をいただきました


身体を穏やかにする床のワーク

 

着衣のままで行うボディワーク

先日、「身体を穏やかにする床のワーク」を開催しました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。今回は受講の皆さんの感想と、このワークについてのことを少し書き留めておきます。

 

身体を穏やかにする床のワークは、マッサージテーブルなどを使わずに床にマットを敷いておこなうボディワークです。オイルを使わず、着衣のままで受けることができるので、実用的な技術といっても良いと思います。

 

技術の基本は垂直圧、持続圧、支え圧

私にとって、この床で行う技術は思い入れの深いものがあります。私が今の仕事のために最初に学んだ技術は「経絡指圧」でした。先生は鈴木先生という方で、経絡指圧の増永静人先生の元で施術を行なっていた方です。ちょうど私が鍼灸学校の学生のころ、鈴木先生が一般の方向けに開催していたクラスに参加しました。

 

そこでは伏臥位、仰臥位、側臥位、座位の経絡指圧を学びました。はじめは生命共感という考え方をベースに、垂直圧、持続圧、支え圧という技術の基本を学びました。その後に経絡という東洋的なエネルギーワークに入って行きました。

 

その当時の私は何も訳も分からない状態で、それでも鈴木先生からの教えを一言も漏らすまいと思っていました。一生懸命でしたが、取りこぼしも多く、今思えば、もっと食らいついておきたかったなーと思います。とても良い先生でした。今でも感謝しています。

 

大切なことはポジション

さて、身体を穏やかにする床のワークです。この技術は、高ぶった身体や心を鎮めて、穏やかな身体感覚、生命への共感に触れるためのものです。技術の柱は二つあります。ひとつは指圧法です。垂直圧、持続圧、支え圧を基本にした圧法で、心身に穏やかな感覚を取り戻します。もうひとつはタッチングです。シンプルに触れることにより、生命への共感を呼び起こします。

 

今回のクラスを担当して改めて大切だと思ったことは「ポジション」です。ポジションとは受け手に対して、与え手がどこに位置するかということです。マッサージテーブルの技術でも大切なことですが、床のワークになると与え手が「正座」を基本姿勢とするので、マッサージテーブルの場合よりも厳密さが要求されます。

 

実はこの「ポジション」はそれほどむずかしいものではないです。施術部位の正面に位置すること、施術部位になるべく近づくことです。もし、何かがやりにくい、むずかしいと感じたならば、一度立ち上がって座り直してください(ポーズとリセット)。多くの場合、技術のやり方がまちがっているのではなく、ポジションが不適切だったということがしばしばです。

 

大切なことは最初にポジションを定めることです。施術部位との位置、向き、距離が適切であるかです。無理をすれば手が届くというのは正しいポジションではありません。身体の中心感覚を保ち、下半身は安定し、上半身は自由な状態を心がけてください。

 

参加いただいた皆さんからの感想をご紹介します

 

前置きが長くなってしまいました。クラスに参加いただいた皆さんからたくさんの感想をいただきました。その内の一部をご紹介いたします。

 

◎施術する側も心地良くて安心して教わることができました。持続圧がとても気持ちよかったです。施術をしながら、せかせかしている自分に気づいたりして、改めて自分自身のゆとりも必要なのだと思いました。

 

◎とても丁寧に教えてくださって、ゆっくりと学べたので、とても満足しています。自分の手技として、オイルニューとも組み合わせていこうと思います。この講座のレジュメがとても分かりやすくてよかったです。特に写真付きで、載っているので、後から見直しても思い出しやすいと思いました。

 

◎初めての床のワーク、慣れない、いつもとは違う手技がたくさんありましたが、一人一人にていねいにみてくださり、指導していただけて、とてもよかったです。正しいポジションを取ることが一番大切だと教わったことを、忘れないうちにエアで練習しようと思います。

 

◎床の施術というと指圧など、しっかりと圧をかけるマッサージのイメージがあったのですが、こんなにゆったりと安らげる施術もできるのだとうれしくなりました。床のワークだけではく、このスクールのすべてのマッサージに言えることですが「間」がもたらす、心と体の広がりの心地良さは感じた人でないとわからない、それを知ったということはとてもうれしいです。

 

◎少し立ち位置を変えることや、頭の位置を変えるだけで、力のかかり具合や感じ方が変わるので、難しくもあり、面白いと思いました。強い弱いではなく、手の質感や圧をかける速さや時間で深いところまで触れられる感覚があったので、それは忘れないようにしたいです。ポジションは型として、身体で覚えるくらい練習が必要だと思いました。強さがなくても、身体が緩むこと、心地良いことを他人にも味わってもらえるように、もっと人の身体に触れていきたいと思います。ありがとうございました。

 

皆さん、ありがとうございました!感謝いたします!!

身体を穏やかにする床のワークは現在、ご希望の曜日、日程などリクエストによる開催となっています。開催のリクエストをお待ちしています。中安

 


2019-10-25 | Posted in 床のワークComments Closed 

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