精油学クラスの手島先生からのメッセージ


みなさまこんにちは、マザーズオフィスです。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?緊急事態宣言が解除され、これから段階ごとに行動の範囲が広がって来ることと思います。私たちも安全に気をつけつつ、少しづつクラスを再開していきます。

さて、5月に開講予定だった、「植物の土地、環境、文化から学ぶ精油学」も6月スタートに変更になり、いよいよ来週6/5から初日となります。まずはホームページをご覧になり、ご興味の地域の日にご参加いただくこともできますし、全回を通してのお申し込みの場合は割引価格となっておりますので、おすすめです!ぜひご検討ください。

今は移動はできない世の中になってしまいましたが、植物の香りを通して、世界中とつながれるようなクラスです。

実は、4月に無料説明会を予定していたのですが、緊急事態宣言により開催することができませんでしたので、手島佐枝子先生から、このクラスへの想いやみなさまへのメッセージをいただいております。時期的に少し前のものになるのですがこのまま掲載いたします。ぜひお読みください。

 

こんにちは。

「植物の土地、環境、文化から学ぶ精油学」クラス担当の手島です。

すっかり緑が濃くなり、気温もだいぶ暖かくなりましたね。いかがお過ごしでしょうか。

 

さて、精油の原料植物の故郷(原産地や主産地、ゆかりの地)をめぐる「植物の土地、環境、文化から学ぶ精油学」のクラスは、昨年9月に東アジア、東南アジア、南アジアの地域からスタートして以降、月に一回ずつ順番に世界の地域をめぐってきました。そしてついに8回目の最終地域となるオセアニア地域の回を残すばかりとなっております(第8回目のクラスは新型コロナウィルスの緊急事態宣言により、8/7に延期となりました)!

 

この精油学、もちろん精油が主役なのですが、精油の成分についてでもなく、安全性についてでもなく、香りの特徴についてを深めるというものでもありません。

様々な精油をつくりだす植物は一体どのような地に根を下ろし、どのような環境で、どのような歴史をたどり、どのように人間とかかわりあってきたか…など、精油というものをつくりだす植物を人のような存在として見たとき、“この精油をつくる生産者となる植物は一体どんな存在なんだろう?” 、“精油のつくり手さんの顔をもっと知りたい!!”というような、精油を生きた存在として捉えていけるようなクラスとして生まれました。

わたしたちが使う精油の原料植物の原産地や主産地、そしてゆかりのある土地から見えてくる“何か”をクラスで共有しつつ、わたしたち一人ひとりがそれぞれに精油の一滴一滴と深く繋がることができたら、もっともっと精油が持つ力の恩恵を受けられるのではないか…という思いが形になったものです。

 

「精油一滴の向こうには、この植物が生きているどんな景色が広がっているんだろう?」

 

「いまこの手元にある精油は、植物としてどんな土地や環境を選び、長い時間をかけて種をつないできたんだろう?」

 

「この魅力的な香りは、芳香植物として長い歴史の中でわたしたち人間とどんなかかわりを持ってきたんだろう?」

 

普段わたしたちが使う精油は、ものすごく大きな樹木から抽出された精油も、小さな植物から抽出された精油も、蒸し暑い熱帯雨林に育つ植物から抽出された精油も、日差しが強く乾燥が厳しい場所に育つ植物から抽出された精油も…それぞれ香りの個性は多様なのに、どれもラベルの貼られた小さなビンに入った液体で、まるでみんな同じ制服を着て個性を出しきれずにいるように見えますが、それぞれのビンから落ちるその一滴の向こう側には、個性あふれる色鮮やかな景色が広がり、そして長い時間が流れています。

もちろんそんなことを知らなくても精油を上手に使うことは十分できると思います。でも、そういう視点で精油に触れていくことで、もしかしたら精油の持つ力や魅力をもっともっと存分に楽しみながら有意義に使っていけるようになるのではないかと思うのです。

ですのでこのクラスは、精油を使うテクニックやノウハウを知識や技術として学ぶことは全く目的としておらず、“精油”と“精油を使う自分”との関係をもっと深めるきっかけを手に入れるための学びといいますか、一つひとつの精油を、その原料植物である“つくり手さん”という存在も含めて、今まで以上に自分の大切な友達のような存在として接していきたくなるような、精油といい関係を築き上げていくために必要なきっかけとなる時間であり空間でありたいと考えています。

しかもそれをクラスみんなで創り上げていけたら、こんなに素敵なことはありません!!

 

そこで、世界の地域を大きく8つに分けて、各回ごとにそこにはどんな国々が位置し、気候や地理的な特徴や香料植物の文化や歴史的な背景の中で精油の原料植物がどのように存在してきたか…などをいくつかの精油とその原料植物を通して知ることを大きなテーマとしています。

そして実際に精油の香りを嗅いで、そこから湧いてくるイメージや感覚などをクラスでシェアします。

そこでは共通感覚が出てきたり、相反するイメージや感覚が出てきたり、全く想像もしていなかったような表情を感じたり…。

どれも正解で貴重な体験として、精油の多面的な素顔をそのまま共有します。

そして最後にはその回のテーマとなった地域に登場した精油を使って、ルームフレグランスを作製します。

香りを組み合わせるにも選べる種類が少なく、しかもそのテーマの地域に限定されているので、作ってみるまで謎(笑)な部分もあるのですが、これまた興味深いことに、思い思いのイメージが反映された、世界で一つだけの素敵なMyルームフレグランスに仕上がってしまうのです!!

このMy ルームフレグランスをみなさんとシェアするのも本当に楽しい時間です。

このルームフレグランス、証明こそできませんが、その植物が生きた地のエネルギーがものすごく影響しているでしょうし、その地特有のパワーが宿っているのではないかと、わたしは本気で強く思っています。

作製する方のその土地に対するイメージや思い、願いなどと、その土地に深く深く関係のある植物がつくりだす香りの相乗効果なのでしょうか、本当にパワフルで素敵な香りが生まれるのです!!

 

世界地図を広げながら世界の国々の場所を今一度確認したり、気候分布を確認したり、原料植物の写真や時には現物に触れながら楽しんだり、植物のエピソードで「へ~!」と関心したり驚いたり…。

 

きっと、参加してよかった!と思っていただけるような“何か”が待っているクラス…だと図々しくも思っています。

各回ごとの単発受講ももちろんできます!ご興味ある地域がもしありましたら、ぜひぜひいらしてください!!

心よりお待ちしています。

 

最後になりましたが、新型コロナウィルスによる外出自粛がもうしばらく続きそうですね…

早く収束することを願いつつ、しっかり個々にできることを続けながら心身共に元気に過ごしましょう!

どうぞ健やかにお過ごしくださいね。

手島佐枝子

植物の土地、環境、文化から学ぶ精油学


2020-05-26 | Posted in アロマテラピーComments Closed 

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