軽擦法 エフルラージュ その1


軽擦法 マザーズオフィス

 

オイルトリートメントのための軽擦法のコツ その1

自然療法学校マザーズオフィスのマッサージクラスで行なっていた軽擦法(エフルラージュ、ストローク)のことを少し取り上げてみます。ここで取り上げる軽擦法とは、四肢などの長い部分、背部などの広い部分が対象ですが、基本的にはそのほか部位の軽擦法にも当てはめて行なっています。

 

前提としてですが、軽擦法のやり方はいろいろあって、ここで述べるいくつかのことは私の体験をもとにしたものです。そのためこれが「絶対」というものではありません。世界にはさまざま方法、考え方があります。そのことをご理解のうえで、使えそうなところは、参考にしていただければと思います。そして、どのような形式で紹介しようかと思いましたが、思いつくまま、項目を立ててご紹介します。なので、ある意味、順不同です。3、4回続くと思います。

 

◎手のひらを面として使う

軽擦法は体の形に沿っておこなうものなので、その形に沿うことために手を「面」として使います。なぜこのようなことを取り上げるかというと、人間の手は自在に形を変えることができるので、ときには手を「点」として使ってしまうことがあるからです。たとえば手のひらとその指を反らして使うときや、手を硬くして使うときには手は点として働きます。

 

クラスではときどき「はんぺんのような手」といって表現していますが、食べもののはんぺんのように柔らかく、体の形に沿う手です。そしてある意味「何の意図」も持っていないような手です。そういう意味では、軽擦法では手は独自の動きをすることなく、全身の意図を伝えるだけために存在した方が良いようです。軽擦法を行うときには手のひらを面として使います。そうすると体と広く、そして深く繋がることができます。

 

◎正面に立つ

マッサージの基本は、施術部分の正面に立つことです。施術部分の正面に立つことで体は無理なく、余分な緊張もなく、受け手の体に関わることができます。これは軽擦法の場合も同じです。ただし、軽擦法では、ステップを使って移動することもあるので、完全な正面というよりもいわゆる「半身の姿勢」であることが多いです。そのため、この「正面に立つ」ことを、少々細かな表現をするならば、最初の姿勢をとった時に「前足のつま先は進行方向に向く」といってもよいのではないでしょうか。前足のつま先を軽擦法の進行方向に向けることによって、体と技術(軽擦法)は同じ方向に進むことができます。

 

続く 中安

 

 

 


2020-07-07 | Posted in オイルマッサージComments Closed 

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