軽擦法 エフルラージュ その4


軽擦法 エフルラージュ マザーズオフィス

 

ステップを使った全身の軽擦法

自然療法学校マザーズオフィスのマッサージクラスで行なっている軽擦法(エフルラージュ、ストローク)のことを取り上げているシリーズの4です。そろそろ終わりかなと思いますが、今回は全身への軽擦法を取り上げました。

 

それから、前回に続いてのお願いですが、軽擦法のやり方はいろいろあって、ここで述べるいくつかのことは私の体験をもとにしたものです。そのためこれが「絶対」というものではありません。世界にはさまざま方法、考え方があります。そのことをご理解のうえで、使えそうなところは、参考にしていただければと思います。

 

 

オイルマッサージ 二つのステップ

 

上肢や下肢は体の他の部位を比べると比較的に「長い」です。そのため、長い部位に軽擦法を行うためにはひと工夫が必要になります。それはステップ=歩くことです。長い部位に軽擦法を行うためには、施術者自ら移動すること、すなわちステップを使った軽擦法です。

 

このステップを使った軽擦法は全身に広げることもできます。たとえば手(上肢)から背中、背中から足(下肢)、折り返して足から背中、そして手から抜けます。

 

このような全身を対象とした軽擦法のことをロングストロークと呼びます。エサレンマッサージやそれに関連したマッサージを体験した方にとっては馴染み深い技術です。

 

 

ステップ 歩み足と送り足

 

軽擦法では主に二つのステップを使います。他にもあると思いますが、私の場合は二つの方法です。

 

歩み足

ひとつは「歩み足」という方法。通常、歩行するように足を交互に前に出して前進します。ただし、マッサージテーブルがあることとテーブル上の受け手の体にアプローチするために、体は半身の姿勢を意識しつつ歩行することになります。足を交差する時にやや不安定になりがちなので、その辺りを注意しつつ歩みます。

 

送り足

二つ目は「送り足」という方法。左右の足を前後におきます。足は交差することなく、そのままの位置で少しずつ足を前に送りながら進みます。ステップを使った軽擦法では主に先ほどの歩み足で移動しますが、細かな位置の調節、方向転換の時などはこの送り足を使うことがあります。

 

 

全身を対象とした軽擦法

 

ステップを使った全身の軽擦法の特徴は、全身をひとつのストロークでまとめることです。これはとてもシンプルな方法ですが、身体的に「私の体はひとつ」という感覚を目覚めさせるとても有効なアプローチです。

 

もうひとつの特徴は、ステップを使って移動することで、移動した先で新しい試み、追加の技術を行うことができます。これはそのままマッサージの可能性をぐっと広げることができるので楽しさが膨らみます。

 

全身を対象とした軽擦法には次のようなことを留意すると、よりスムーズに行うことができます。

 

  • 末端から入り末端で終わること
  • 循環(繰り返す)するときには、終わった部位から始めること
  • 仮に途中で終わる時には関節をひとつの単位、節目とすること

 

あとはこれまで述べたような軽擦法のコツに従っていただければと思います。ステップを使った全身の軽擦法、楽しいです。中安

 

 

 


2020-07-20 | Posted in オイルマッサージComments Closed 

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