ロッキングテクニックの質問をいただきました2 手の離し方
ロッキングの手の離し方
ロッキングテクニッククラスで質問をいただきました。それは「揺らしているときの手の離し方は?」です。
なるほどと思い、自分がロッキングしていることを思い出してみました。そのときにどんなことが起きているのか、何を感じているのか、そしてそれがその後にどのように繋がっているのかです。
余韻を感じる
何気なくやっていることですが、揺れている体から手を離すとき、手はその揺れを感じながら離れます。別の表現をすると、「余韻を感じながら手を離す」、「離れつつあっても手は揺れている(そんな思いの中にいる)」という感じです。
ポイントは「揺れ(動き)を止めないこと」です。体から手を離すことはロッキングを止めることではありません。
余韻は受け手の体に広がっています。それは与え手も同じです。だから揺れは止まることなく続いています。ここで鍵となる言葉は「余韻」です。ロッキングの揺れは手を離したときも「余韻」となって広がっています。目に見えないほどの動きであってもそれは続いているのです。
体を離れてもその動きの中にいる
質問への回答は「余韻を感じながら手を離してください。手を離すことはロッキングを止めることではありません。ポーズの時も同じです。目に見えなくてもその動きの中にいてください。そしてその動きと共に次のところを触れてください。」です。
関連クラス
- ロッキングテクニッククラス1
- ロッキングテクニッククラス2
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2020-12-10 | Posted in ロッキングテクニック | Comments Closed