ぬらし絵体験のご紹介

シュタイナー芸術

 

シュタイナー芸術にもとづいた ぬらし絵体験

*ここに述べる内容は「大人のためのシュタイナー芸術講座」とは若干相違する部分もあることをご理解ください(中安)。

 

私は、以前にぬらし絵のクラスに参加したことがありました。それは今思い出してもなんとも興味深い体験でした。

私が体験したぬらし絵は、海綿をつかって画用紙に水を含ませて、そこに水彩絵の具をつかって描くというものです。この「描く」というのは線を描くことや、形を描くことではなく、色の広がりを待つ、見極めるというような体験でした。

今でも深く記憶に残っているのは、青をつかって光と闇を描くという体験です。

水を含ませた画用紙の周囲から濃い青の絵の具を落として、青が広がるのを見ます。周辺は濃い青、つまり闇です。それが中心に近づくに連れて青が限りなく薄くなります。

最初はただの画用紙だったところに、周囲から闇が起こり、中心へと向い、やがてその中心が光となります。輝く光となったところは、もともと画用紙の部分です。

この体験はなかなか面白かったです。なぜなら光は最初からあったのですから。

「もっと光を」と願うときもありますが、実は光は最初からあったのです。そして闇があることで、光は輝きます。

これは光を賛美することでも、闇を賛美することでもありません。ただ世界のあり方をそこに感じました。

 

大人のためのシュタイナー芸術講座

2021年5月7日から「大人のためのシュタイナー芸術講座」を予定しています。このクラスは5月と6月の金曜日の午前中にじっくりと色彩とフォルメン線描に出会うというものです。

今回はシュタイナー教育のアントロポゾフィー絵画・造形講師である黒瀧先生にお願いして、色彩を中心とした「ぬらし絵」そして「フォルメン線描」という内容になります。最終日には粘土の時間もあります。

今回は全5回でぬらし絵とフォルメン線描などをじっくりと体験できるクラスです。

サイトに掲載したカリキュラムをみると「光と闇、青・黄・赤に浸る、レムニスカート、虹、渦巻、原植物、メタモルフォーゼ、世界の文様…」など興味深い内容が紹介されています。

 

フォルメン線描

ぬらし絵だけでなく、フォルメン線描もぜひみなさんに体験していただきたいものです。クレヨンを使って線を描くのですが、そこには今の自分と、これからの自分を支えてくれる大きな体験があります。

私はフォルメンを行った後に、とても自分が「とても強くなった」と思いました。自分の中心、芯が通ったという感じです。ただ一つの線を描くことが、これほどまで自己のあり方に関わるのかと思いました。

今回、黒瀧先生は直線だけでなく、レムニスカート(8の字)、渦巻、そして世界の文様をフォルメンの時間で取り上げる予定とのことです。ケルトの文様をご存知の方も多いかと思いますが、線が織りなす世界にはとても興味深いものがあります。

 

次回のクラス

大人のためのシュタイナー芸術講座シリーズ

◎水彩・フォルメン体験基礎講座
日程 2021年10月8日より11月12日 全5回
会場 自然療法学校マザーズオフィス A教室
講師 黒瀧るみ子(アントロポゾフィー絵画・造形講師)

◎フォルメン・彫塑講座
日程 2021年11月19日 全1回
会場 自然療法学校マザーズオフィスA教室
講師 黒瀧るみ子(アントロポゾフィー絵画・造形講師)

◎秋の水彩・フォルメン講座
日程 2021年11月26日&12月3日 全2回
会場 自然療法学校マザーズオフィスA教室
講師 黒瀧るみ子(アントロポゾフィー絵画・造形講師)

 

 


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