横向きのロッキングテクニック

ロッキングテクニック

 

 

サイドワークは横向きのロッキングテクニック

 

サイドワークには、うつ伏せや仰向けと比べるといろいろな違いがあります。いくつかの特徴をご紹介します。

 

その1 横向きの姿勢が楽な人のために

 

サイドワークの最大の特徴は「横向き」の姿勢で行うことです。どんな方に「横向き」の姿勢が向いているのかというと、うつ伏せでは首が辛いという方、仰向けではいつの間にか腰が辛くなってくるという方です。横向きであれば首や腰への負担は大きく減ります。

 

そして妊娠中の女性です。横向きであれば肩や腰にもうつ伏せと同じようにアプローチすることができます。またお年寄りのなかには横向きでないと体が落ち着かないという方もいらっしゃいます。そのような方たちには「横向き」は楽な姿勢です。

 

 

 

その2 解放された肩と胸、そして骨盤

 

サイド(横向き)になって気づくことは、天井側の肩、胸、背中、腰、骨盤はどこにも触れることなく解放されているということです。例えば天井側の肩(特に肩甲骨)はマッサージテーブルに触れることなく解放されています。どこからも制限されていません。

 

そのため肩甲骨が楽に動く方向、求める方向に簡単に動かすことができます。そして肩甲骨から全身に波を送ることができます。

 

肩に自由な動きを提案し、不要ながんばりもなく、肩そのものが解放されるようなロッキングの動きを提案します。これは実際に受けてみるとかなり心地よい体験です。体が何の制限もなく動くからです。

 

 

その3 動きやすい 揺れやすい 伝わりやすい

 

サイドワークは、うつ伏せなどと比較すると受け手の体が床(マッサージテーブル)に触れている面が少なく、床からの抵抗が少ないため、体は動きやすく揺れやすいという特徴があります。つまり、体の中をロッキングの揺れ、波が全身に広がります。

 

体に広がる波を使って離れた体の部位にはたらきかけることができます。たとえば肩から腰です。離れた場所から、遠くに働きかけることにはひとつのメリットがあります。それは体を伝う波は、それぞれの部位を調和させながら伝わるということです。波が伝わるためには水のような均一性が必要なためです。波が伝わること、そのものが全体を整えます。

 

 

その4 クッション サポート

 

サイドワークでは、受け手の体を特別な方法で支えます。横向きになるだけでは不安定なので、クッションを使って体を支えます。この時の支え方は、体を捻ることなく、固めることなく、ただ体がそこにあるように支えることがコツです。

 

この方法で体を支えるとまるで雲に浮かんだような感じです。どこにも抵抗がなく、最小限の努力だけで体が横になる体験です。これだけでもかなりリラックスします。そしてそこに心地よい波の動きを送ります。体はただその波を受け入れて、水のようなやわらかな感覚を思い出します。

 

 

うつ伏せとの組み合わせも

いろいろなボディワークのなかでもサイドワークは特徴のあるワークです。サイドワークだけで、全身を行うこともできますし、うつ伏せや仰向けのセッションの途中で、肩の部分だけをサイドにしてセッションを行うことがあります。つまりうつ伏せなどのワークとの組み合わせです。

 

サイドワークは首や肩、腰が固い方、うつ伏せが苦手なお年寄り、お腹が大きくなった妊婦さんなど多くの需要があります。加えて、精神的なストレスからセッションを受けることへの抵抗感を持った方にもサイド(横向きのポジション)は、胎児のイメージする姿勢のためか、抵抗感なく、リラックスして受けていただくことができます。

さまざま可能性を持ったサイドワーク、みなさんのもう1つのメニューに加えてください。

 

 

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